気付きの瞑想・マインドフルネス・あるがまま【浜松市】

レナード・ジェイコブソンという現代覚者がいらっしゃいます。
１９４４年オーストラリア生まれ。
今年７６才。
　
今西礼子さんという方が、毎年、日本に招聘しています。
しかしながら昨年は来日しませんでした。
レナードも高齢ですので、その辺りの事情もありそうです。
　
６年前に実際にお会いしましたが、忘れられない方ですね。
一緒にいると癒やされる感じが半端なく強い方でした。
敬愛しているマスターのお一人です。


レナードの教えはシンプルです。
瞑想の仕方もシンプル。
シンプルな瞑想やワークをいくつかこなしていきます。
　
形式は、欧米に多いサットサン・スタイル。
「公開型のカウンセリング」ですね。

皆さんの前で悩み相談をするといった形式です。
なので日本人にはやや抵抗のあるスタイルかもしれません。
　

しかしながらレナードには、プレゼンス（いまここ）から生じる
「強いヒーリング力」があります。
サットサンに参加し、癒やされる人が多かったのは印象的です。

レナードとのセッションの最中に突然、号泣したり泣き叫ぶなど、
トラウマや心の奥にあった諸々が解放されていくという姿を、
ちらほらと見かけました。
　
もっともこうした集いのムードや自己暗示によって、
そういう現象を自分で起こしてしまうケースもあるかもしれません。
が、傍目に見ていて「リアルな解放だなあ」と感じるケースが
少なからずあったりします。
　

プレゼンス。
一般的に「気づき」と言われていますが、
「いまここ」「あるがまま」のことでもありますね。
　
で、レナード・ジェイコブソンは深いプレゼンスに入ることができて、
この状態で相談をしていると、相談者もプレゼンスに導かれて（共鳴して）
深いプレゼンスに入っていきます。
このときに相談者の心の深い部分の癒やしが起きるといいます。
　
このことは、レナード・ジェイコブソンの「今この瞬間の旅」
https://amazon.co.jp/dp/4903821919
に、いくつかの事例とともに紹介されています。

過去世と思しき記憶が浮上して、強力な癒やしが起きて、
それまで抱えていたどうにもならなかった悩みが、
劇的に解決したケースもあるようです。
　

プレゼンス（気づき）の深い浅いはあっても、
実は浄化現象が起きていたりもします。
　
プレゼンスは、テーラワーダでは
「気づき」とか「サティ」といわれていますが、
実は本人が自覚していなくても「気づき」によって
心の浄化が起きていたりもします。

瞑想を継続するに従い、
心の深い領域も浄化されていくようになります。
　

なぜ「気づきの瞑想」を行うと、心が晴れてくるのか、性格も明るくなるのか？
それは気づき（プレゼンス）がもたらす浄化作用にあると思っています。

テーラワーダの文脈では「気づきが浄化をもたらす」と
はっきりと言っていません。

が、「仏教は心を浄化する教法」というシンプルな教えの中に、
その要諦が込められていると思います。
　

気づき。
プレゼンス。
いまここ。
あるがまま。

言葉のチョイスや説明の仕方はさておいて、
気づきがもたらす浄化作用は、無意識の領域にまで及びます。

で、無意識が浄化されていくに従い「気づきの力」が強くなる、
そんな相関性もあったりもします。

「気づきの瞑想」や「自己観察」を継続していると、
こうした作用を自覚するようになるんじゃないかと思います。


「継続は力なり」。
本当にこの言葉に集約されると思います。
　
レナード・ジェイコブソンは、
アドヴァイタというジャンルにカテゴライズされるかもしれませんが、
エックハルト・トールと並んで、欧米では著名な覚者のお一人のようです。
親しみやすい方ですね。
　
今年の秋に来日されるかどうはわかりませんが、
もしご興味のある方がいらっしゃればおすすめいたします。

合宿費は高額になりますが、貴重な体験になるんじゃないかと思います。
ただし感じることや得るものは、人それぞれ違うこともあります。
これを読んで何かピンと来るのがあれば、
参加されるとよいのではないかと思います

レナード・ジェイコブソンＨＰ
http://www.leonardjacobson.jp/