
◆ポリヴェーガル理論が解き明かす「不適切な副交感神経」
久しぶりに、ポリヴェーガル理論。
理論といいますか、私としては、副交感神経に対して、
・適切な状態
・過緊張な状態
の2つを設けたことが、目から鱗でしたね。
もっとも、このことは経験的にわかっていました。
しかしポリヴェーガル理論では、これを明快にあらわしていますね。なので、ちょっと感激もしてしまいました。
◆脳内ホルモンと副交感神経
一般的に、副交感神経といえば、「おだやか」「リラックス」といったイメージです。
脳内ホルモンでいえば、副交感神経は、
・エンドルフィン
・オキシトシン
になりますね。
これらは「適切な副交感神経」の場合、生じるわけですね。
ちなみに脳内ホルモンでは、最近は「3つの幸せホルモン」が言われますね。
◆エンドルフィン・・・身体の心地よさ(快適な環境、食べ物、寝具)
◆オキシトシン・・・人との交わり(コミュニケーション、スキンシップ)
◆ドーパミン・・・目標達成、興奮系
◆過緊張の副交感神経
で、話しを戻しますと、ポリヴェーガル理論では、「不適切な副交感神経」な状態があることを解き明かされていたわけですね。
それが「過緊張」の副交感神経。
この状態になると、リラックスが深くなりすぎて
・沈み込む
・陰鬱
・緩慢
・鈍感
といった状態になります。
ちなみに、これらの状態を、ヨーガでいえば「タマス」になりますね。
◆瞑想・マインドフルネスによって適切な状態の副交感神経に
瞑想・マインドフルネスが適切に進めば必ず背中の副交感神経は整ってきますね。
背中の副交感神経が整ってくれば、必ず気持ちが良くなり、暖かさ、柔らかさ、喜びといった体感が出てきます。
しかし適切でないと、緊張したり、枯れ木のようになり、沈んでしまいます。
このことを自律神経の文脈で言えば、「交感神経が高じている」「副交感神経がフリーズしている」といった説明がでいるわけですね。
ポリヴェーガル理論は、瞑想の適切さを説明できる一つの物差しにもなります。瞑想が適切に進んでいるかどうかを説明することもできます。
ポリヴェーガル理論に賛嘆したのは、こうした理由もあるからです。
◆瞑想がうまくいっているかがわかる
自律神経が整えば、人間関係や、その他もろもろの環境面も整い、プラスの現象が出てくるのは、体験的に分かっています。
瞑想がうまくいってるかどうかを科学的に説明できる基準が、ポリヴェーガル理論という言い方ができますね。
本来はポリヴェーガル理論に頼らなくても、瞑想が適切にできているかどうかは、体感的に分かると思いますが、こうした説明体系があると、便利ですね。
また副交感神経がフリーズすると、瞑想においては
・枯れ木
・惛沈(こんじん)
という状態を引き起こします。
現実面においては
・感覚が麻痺している
・やる気がなくなってくる
・厭世的になる
・不適切な出家イメージ
となって出てきます。
ポリヴェーガル理論は、簡単なワークもあって、とても重宝します。
実用性もありますね。
なので、イチオシしています。
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