気付きの瞑想・マインドフルネス・あるがまま【浜松市】

さて昨日（１１／２３）はプラユキ師の瞑想会でした。
プラユキ師といえば「手動瞑想」です。

後述しますが、手動瞑想は、
・悩みが深刻
・うつ的（うつ病）
・発達障害
・不安神経症
・強迫神経症
などに効果があることがわかっています。

こうした話しは時々見聞いたします。
まさに「マインドフルネス効果」といった感じもします。

で、瞑想会では、様々な効果が期待できる手動瞑想を中心に、
仏教の講話と瞑想のレクチャーを、
３時間半という時間内で行う濃密な一時です。

昨日は、青天の中、３４名の方が参加。
満席です。
地方で、これだけ集まっていただくことに感謝の念に堪えません。
ありがとうございます。




前半は、仏教講話。
今回は、あらかじめ参加者より寄せていただいた
「瞑想会でお聞きになりたいこと」を元に、
テキストを作成されるという、初の試みです。

３人の「お聞きになりたいこと」が取り上げられました。

Q1.
何のために瞑想をするのでしょうか。
瞑想をすることで得られるものは何でしょうか？
（精神面への影響、他者との関係）

Q2.
この瞑想を学べばヴィパッサナー瞑想を
学んだことになるのでしょうか？
ゴールは同じなのでしょうか？

Q3.
２歳の娘がいます。
良き仏教の教えを子どもにも伝えていきたいのですが、
どのように伝えていくのが望ましいか知りたいです。

ということでして、瞑想のことから子育てといった生活に関する質問に対して、
仏教教理と、プラユキさんの体験や見解を織り交ぜながら、
お答えになります。


Ｑ３の子どもへの対応については、こちらのツィートを引用しながらの回答。

Q.仏教の教えを子どもに伝えていきたいが、どうすればよいか？

A.以下お勧めしたい
１）親がブッダの教えに則った言動をとる（後ろ姿で導く）→善友
２）子どもに「どんな気持ちがする？」「どう思う？」と問いかける→内省習慣→智慧
３）「もし〇〇ちゃんだったとしたらどう？」と問う→共感→慈悲

— プラユキ・ナラテボー（公式） (@phrayuki) 2019年11月5日

しかし、これは子どもに限らず、大人でも活かせますね。
また大人でも必要なケースがあります。

「どんな気持ちがする？」「どう思う？」と問いかける→内省習慣→智慧
「もし〇〇ちゃんだったとしたらどう？」と問う→共感→慈悲

「内省」「共感」は、大人こそ必要な場合があります。
人間ですので、時に失敗したり過ちを犯すことがあります。
しかし、その時に大切なのが「内省」。
そうして「共感」。

子どもに対する姿勢も、大人に対する姿勢、自分に対する姿勢も、
変わりがありません。

それにしても、こうした心得を持った両親の元に育ったなら、
真っ直ぐで素直な人間になりそうです＾＾
素晴らしいですね。





後半は瞑想指導と実習、質疑応答。
手動瞑想、歩行瞑想、呼吸瞑想のレクチャーと実習です。

そうして質疑応答。
最初に少しご説明しましたが、プラユキさんの手動瞑想は、
・悩みが深刻
・うつ的（うつ病）
・発達障害
・不安神経症
・強迫神経症

といったメンタルでお悩みの方に、効果が高いことで知られています。
これも導き手のプラユキさんのハートの強さによるところも
あるんじゃないのかなあと感じるところもありましょうか。

しかしながら、手動瞑想を「独習」で「続け」て、
考え方もポジティブに変わり始め、
バランスを取り戻す方も、現にいらっしゃいます。


ただし手動瞑想を続ける方が少ないとのこと。
心の状態で悩んでいる方も、手動瞑想で回復していくのはわかっている。
けれども、続ける方が少なく途中で止めてしまうことも少なくないと。

そこで「導く側」の存在もまた大事になってくるのでしょう。
でも、なかなか難しいことも多いものです。

けれども、そういう場合でも、プラユキさんは、
・導く側の工夫が必要
・相手の気根に応じてやってみたいと思うようにお話しをする
・マニュアル通りに説明しない
といった「導く側」の心得も昨日はお話しに。
まさに利他行としての抜苦与楽の実践。


手動瞑想が、メンタルでお悩みの方に効果が高いことは事実ですね。
そういう話しは時々見聞しています。
ですのでメンタルでお悩みの方には、手動瞑想がおすすめだと私も感じています。
またマインドフルネスは敷居が低く、一般向けの瞑想としては最適の瞑想です。

ただし、やっぱり「続ける」こと。
仏教の言葉でいえば「精進（しょうじん）」ですね。

どんなに効果があっても、続けなければ絵に描いた餅に終わってしまいます。
ですので「続ける」ことですね。

でも強迫観念にはなっちゃダメですからね＾＾；

また瞑想にはいろんなやり方もありますので、
自分に合った瞑想を続けるのが望ましいですね。


ところで、かれこれ１０年、プラユキさんの瞑想会を開催しています。
瞑想会か開催するようになったきっかけは、こちらにも書いた通りでして、
https://healingmusic.hamazo.tv/e7180700.html
私自身、テーラワーダの瞑想で心身浄化の大きな体験をして、
恩恵を感じているからです。
「テーラワーダの瞑想（気づきの瞑想、観察瞑想）は
広く世間に伝えたほうがよい」という思いで続けています。

しかしながら１０年前と今とでは、参加者の顔ぶれも変わりました。
昔は仏教系、スピリチュアル系といった方がほとんどだったのですが、
今ではマインドフルネスに興味のある方がほとんどです。

やや隔世の感もありますが、しかしこうして開催させていただくことは、
毎度ながらありがたく思います。

昨日もそうですが、参加された皆さまにとって、
よき縁となりましたならば幸いです。
ありがとうございます。

次回は２０２０年４月１１日（土）の開催となります。
次回もまた、皆さまのご参加をお待ちしております。
https://healingmusic.hamazo.tv/e8542810.html

こくちーずより申込みもできます。
https://www.kokuchpro.com/event/mindfulnesshamamatu/