
3/14(日)は第3回目となる原始仏教講座を開催。
3月のテーマは「四向四果(しこうしか)」。
原始仏教では、悟りに4段階あるとしています。それを「四向四果」といっています。
「四向四果」とは、仏教の要諦であるところの滅諦にもなります。要するに解脱・悟りのことですね。
悟りに4段階あるとするのは原始仏教特有の教えです。これはブッダが説かれた教えです。後世に創作された言説ではありません。
ちなみに悟りといえば「禅」ですが、禅では「悟りには段階は無い」「大悟すればブッダの悟りと同じ」といっています。が、これは原始仏教に照らせば、一部誤りがありことがわかりますね。
最初の悟りの預流果では、認識の煩悩である「有身見、疑惑、戒禁取」の三結が根絶。このことを禅では大悟と言っているのでしょう。
認識の煩悩が根絶されたという意味においては預流果も阿羅漢も同じ。しかしながら三毒といった心の浄化が残っています。三毒の浄化が完全になってはじめて阿羅漢、ブッダですからね。ここはとても大事な要諦です。
原始仏教の悟りと、禅の悟りとの違い。整合性。
ところで世間には「カルマを滅することが解脱」と説く宗教もあるようですが、それは仏教の教えではありませんよね。ジャイナ教の発想です。
世間には誤った解脱観もはびこっていますが、原始仏教に伝承されている教法にきちんと向き合うことで、錯誤の無い仏教観を知ることもできます。
そんな原始仏教にはリスペクトしていますが、原始仏教に伝わる教法は一人二人の覚者がまとめたものではなく、数百人以上の阿羅漢が協議した内容が伝承されています。一目をおかざるを得ません。
と、今月は、四向四果を中心としたお話しでした。

観念的になりがちな原始仏教の教えを実践ベースにかみ砕く勉強会。
次回は第4回目は4月11日(日)
https://healingmusic.hamazo.tv/e9070296.html
4月は「六道」がテーマです。実のところ、六道とは「天、人間、修羅、餓鬼、畜生、地獄」といった6つの世界をいいますが、これはブッダが発見した世界の実相だったりします。
ブッダは解脱するプロセスにおいて天眼通を得て、その眼力で、世界で初めて世界の実相を知り得たと言われています。
迷信と思われがちなので、学術仏教ではスルーされがちですが、4月は六道についてとなります。
しかしながら何故、六道が説かれたかの理由も、あわせてお伝えし、結局はブッダが発見した「解脱の教法」を支える真理であることも浮かび上がってまいるかと思います。
毎回毎回、見やすくわかりやすいレジュメも用意しています。
ご興味のあります方は、お待ちしております。
小林紀雄
原始仏教講座の詳細
https://healingmusic.hamazo.tv/e8982701.html
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